先輩社員の声

吹付け作業 / 辻崎聖斗
辻崎聖斗

吹付け作業 / 辻崎聖斗

「職人としての技が進化」

入社の動機

熊本市内の高校に行っていたのですが、実家に帰ってきたい気持ちが強かったです。
在学中に当社の職場見学に参加させていただく機会があり、そこで見た職人技に魅了されました。
職人さんの匠の技術は難しい事は分かってはいましたが、それに挑戦したい気持ちが強くなりました。
実家からも近く、職人技への挑戦という機会が与えられる当社に入社する事にしました。

現在の仕事内容

船を見たときに真っ先に目に飛び込んでくる船体の色、ゲルコートの吹き付け作業を行っています。
吹き付け作業は非常に繊細な作業で、ゲルコートが薄すぎれば裏地の色が出てしまいますし、厚すぎると割れてしまいますので、均一に適切な厚みの吹き付けを行わなければいけません。
入社当初は中々思ったような吹き付けができず、怒られてばかりでしたが、最近では「不良が無くなったね」と言われるようになり、職人の仲間入りがようやくできたかな、という感じです。

仕事のやりがい

ゲルコートの色には白以外にも青や黒、さらにはラメの入った「フレーク」塗装があります。白以外の色は大変難しく、ゲルコート自身が非常に柔らかいので、流れや気泡などが出ないよう神経を使います。
吹付ける場所は1回で吹き付けるのではなく、吹き付けた場所にオーバーラッピングさせながらその横の部分に吹き付けていくのですが、正確にオーバーラッピングさせながら、かつ規定時間よりも早く作業を終わらせる事ができたときの達成感は大きいです。
自分の作った船が走っている姿を見ると非常にうれしさを感じますし、職人としての技が進化していく事も大きなやりがいになっています。

入社してよかった事

どうしても仕事で上手くいかない事もありますが、職場には地元の方や知り合いが多く、非常に心強いです。最近は大変忙しい日々が続いていますが、残業代も沢山もらえ、しっかりと休みもとれますし、福利厚生も充実していてオンもオフも充実した生活ができています。

後輩の皆さんへ

どんな仕事も「きつい」と思います。体力勝負のときもありますが、スポーツをやってきた人ならなんてことない、と感じられるでしょう。
自分自身の中で作業効率を上げる工夫をし、それが達成できたときの喜び、綺麗に仕上がった船が日本中を走り回っている姿を見る喜びを一緒に感じましょう。

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